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  • 問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問に対する答えとして最も適当なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。

    (1)      手紙というのが、どうも苦手である。手紙を書く必要に迫られたりすると、と
         ①
    つぜんクシャミがとまらなくなったり、おなかをこわしたりする。
    もともと、文章を書くのがいやだ、ということもある。が、それ以上に手紙を書くのがいやなのは、あの形式のせいである。
    まず、「拝啓」というのが気に入らない。拝啓というのは「つつしんでもうしあげる」というイミらしいが、いまどきそんなことを知っている人は、あまりいない。イミもわからずに、なぜ「拝啓」なんて書かなければいけないのか、ぼくにはまったく理解できないのだ。
    (中略)
    ま、いちがいに「形式」がいけないとは言わない。もともと形式というのは、みんなの便利さのためにあるものだ。形式があるからこそ、ぼくたちは余分なことに余計に神経を
                               ②
    使わずにすむ。もし、手紙の形式というものがなかったら、ぼくたちは手紙を書くたびに、「どう書きだせばいいだろうか」とか、「こう書いたら失礼にならないだろうか」とか、あれこれこまかいことに気をつかって、書かないうちからクタクタになってしまうかもし
                              (注1)
    れない。
    が、そういう形式の効用は十分認めたうえで、なおいまの手紙の形式は死んでいる、と
            (注2)
    ぼくは思う。で、それがぼくたちの首やからだに巻きつき、ぼくたちの手紙を窒息状態に追い込んでいると思う。形式をちゃんとこなせばこなすほど、手紙からどんどん生気が失
                  (注3)                (注4)
    われていくのだ。

                         (天野祐吉『バカだなア』による)

    (注1) クタクタになる:とても疲れる
    (注2) 効用:役に立つこと
    (注3) ちゃんとこなす:うまく使う
    (注4) 生気:生き生きした力

    問1 ① 「手紙というのが、どうも苦手である」とあるが、その一番の理由は何か。
     1 文章を書くのが好きではないから
     2 手紙の形式が好きにならないから
     3 手紙をどう書き出せばいいかわからないから
     4 手紙を書こうとすると体の具合が悪くなるから

    問2 ② 「余分なことに余計に神経を使わずにすむ」とは、たとえばどんなことか。
    1 疲れたり、体の調子が悪くならないように心配しなくてすむこと
    2 書き始めの表現や相手への礼儀を表す言葉を考えなくてすむこと
    3 相手の使う形式に合わせて、自分の手紙の形式を変えなくてすむこと
    4 自分で考えた言葉をどんどん使って、相手に失礼になっても気にしないこと

    問3 筆者は手紙の形式についてどのように考えているか。
    1 形式はないと不便だが、現在の形式は手紙を書く意欲を奪うものだ。
    2 手紙の形式のもともとの意味を知れば、よい手紙が書けるようになる。
    3 相手に対して失礼な手紙を書きたくならないなら、形式は無視した方がよい。
    4 形式があるからこそ、自由に好きなように相手に手紙を書くことができる。

    (2)     人間と動物、動物と機械は、それぞれ決定的に異なる何かがあるのだろうか。そ
    れとも、その違いは、距離の差にすぎないのだろうか。
     ここでは、たとえばそのなかの二つ、動物と機械の差を考えてみよう。たしかに機会は無生物であり、動物は生物の一部にほかならない。( ① )は対立する概念なので、機械と生物はまったく異なるものということになる。
     だが、たとえば現代の自動車工場では、日々、ロボットを使って自動車が製造されている。この様子は、極端に言えば、まるでロボットが自動車をつくり続け、人間の労働者は、あたかもそのロボットの補佐役のようであるとも言える。そして、この工
        (注1)         (注2)
    場のシステム全体を見ると、それがひとつの生き物のようである。これは、機械が機械を生んでいる、動物で言えば「世代交代」をしているかのように思える光景だ。
    「世代交代」は、「自己増殖」と並んで、生物と無生物を分ける、生物の決定的な特
            (注3)
    徴とされている。だが、上記のように、今日のロボットや自動車は機械であっても、またその巨大な集積であるFA工場は機械システムであっても、「世代交代」という
                (注4)              ②
    機能をもっており、少なくともその面では、動物もしくは、動物の種の姿に近いと考えることができる。そう考えると、生物とは対立するはずの機械も、その違いは単に
                                   ③
    距離の差に過ぎないと言える。

             (奥野卓司『人間.動物.機械―テクノ.アニミズム』による)

    (注1) あたかも:まるで
    (注2) 補佐役:仕事を助け、補う人
    (注3) 増殖:増えて多くなること
    (注4) FA工場:生産システムが自動化されている工場

    問1 ( ① )に入る適当なことばはどれか。
    1 生物と動物
     2 生物と人間
     3 無生物と生物
     4 無生物と機械

    問2 筆者は自動車工場における人間の役割はどのようだと言っているか。
     1 ロボットではできないような作業をしている。
     2 ロボットが自動車をうまく作るのを助けている。
     3 ロボットが自動車を作るのを見ているだけである。
     4 ロボットに指示を与え、うまく使って、自動車を作っている。

    問3 ここで言う②「世代交代」とは具体的に何を指しているか。
    1 ロボットが自動車を作り出していること
    2 人間が新しい機械を作り出していること
    3 同じ種類の自動車がどんどん作られていること
    4 人間がロボットを使って機会を製造していること

    問4 ③「その違い」とは何と何の違いか。
     1 ロボットと自動車
     2 動物と動物の種
     3 動物と機械
     4 動物と生物

    (3)     大人のことばと子どものことばの場合も、大人のことばが「中心」で、子どもの
    ことばは「中心」ではありません。だから、普通は、私たちは、「中心」であるところの大人のことばを維持しなければならないと思っており、子どもが何か変わった言い方をしますと、( ① )。
     しかし、その反面、子どものことばというのは、必ずしも全部大人のことばに合わ
           (注)
    せて直されてしまうわけではありません。それは、ことばというのが、時代とともに変わるということをみればすぐわかることです。「ことばが変わる」という場合、それは世代から世代への移り変わりで、ずれが起こっているということですし、そのず
                     ②
    れというのは、子どものことばに始まったのが、それを直そうとする試みにも関わらず、しきれなくて、それが大人のことばの中に入り込み、言語を変えるのだと考えることができます。こんなふうに考えてますと、「中心」でないものも、最近のことば
                         ③
    を使いますと、文化というものを「活性化」する、つまり、それに活力を与える――
    そういう意味を持っているものとしてとらえなおすことができるわけです。

               (池上嘉彦 『ふしぎなことば ことばのふしぎ』による)

    (注) 反面:ほかの面から見ると

    問1 ( ① )に入るものとして最も適当なものはどれか。
     1 それはおかしいと言って直すことをやります
     2 それはいいと言って大人の言葉に取り入れます
     3 無理に直そうとしないうちでしばらく様子を見ます
     4 全く直そうとしないでそのまま放っておきます

    問2 ②「ずれが起こっている」とは、例えばどういうことか。
     1 大人のことばが子どものことばを活性化すること
     2 子どものことばが大人のことばの中に入り込むこと
     3 子どものことばと大人のことばがお互いに活性化しあうこと
     4 大人のことばが子どものことばの中にいつのまにか入り込むこと

    問3 ③ 「『中心』」でないもの」とは何を指すか。
     1 昔のことば
     2 大人のことば
     3 子どものことば
     4 世代間のことばのずれ


    問題Ⅲ 次の1から5の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。

    1  人に会うときの心構えは、どんな場合でも同じだが、初対面のときは特に細かいと
    ころまで気を配る必要がある。
     第一印象は決定的だ。最初の出会いのときに、どんな人であるか、だいたいの判断
    をされてしまい、それは固定観念となってしまう。そのあとで、少しぐらい異なった
    発言をしたり、新しい行動様式が見られたとしても、第一印象の内容のそれぞれに無理
                                       (注1)
    やり当てはめられてしまう。
     すなわち、第一印象によって形成された先入観ないしは偏見という「色眼鏡」です
                       (注2)
    べてがみられてしまうのだ。その色眼鏡を外させたり、異なった色のものに変えさせたりするのは、至難の業である。したがって、自分をもっともよく見せる色眼鏡を、相手
         (注3)
    に最初からかけてもらうように努める必要がある。

          (山崎武也 『20代からの気のきいた「マナー」がわかる本』による)

    (注1)     無理やり:無理に
    (注2)     先入観:初めに知ったことによって作られた観念や見解
    (注3)     至難の業:とても難しいこと

    【問い】 「その色眼鏡を外させたり、異なった色のものに変えさせたりする」とある
        が、これはどういう意味か。
      1 他人に気を配りすぎている人に、自分の本当の気持ちを表させること
      2 自分とは異なる発話や行動をする人を、自分と同じ考え方に変えさせること
      3 最初の印象によってできたその人についての判断を、後から変えさせること
      4 出会いの時、印象をよくしようとして飾っている人の本当の姿を出させること


    2 今春の新入社員は、労働時間の短縮や休日増よりも賃金やボーナスのアップを会社に期待する人の割合が高くなっていることが22日、社会経済生産性本部(東京)などの調査で分かった。会社に期待することは「賃金やボーナス増」が45.5%(前年比3.8ポイント増)で、「労働時間の短縮と休日増」の39.9%(同3.7ポイント減)を1971年の調査以来、初めて上回った。
                     (1999年6月23日付中日新聞朝刊による)

    【問い】 文章の内容と合っているものはどれか。
      1 これまでも今年も、労働時間の短縮より、賃金を多くもらうことを重視する社員の方が多い。
      2 これまでも今年も、賃金を多くもらうことより、労働時間の短縮を重視する社員の方が多い。
      3 これまでは、賃金を多くもらうことを重視する新入社員が多かったが、今年は、
       労働時間の短縮を希望する社員の方が多かった。
      4 これまでは、労働時間の短縮を希望する新入社員が多かったが、今年は、賃金
       を多くもらうことを重視する社員の方が多かった。

    3  「日本型の食事は健康によい」とよくいわれますが、その理由の一つは、ごはん
    などの糖質からとるエネルギーの割合が高いということが挙げられます。
     (中略)
     主食を減らすと、おかずで脂肪をたくさんとることになり、結果的に摂取するエ
    ネルギーを増やすことになります。また、糖質のとり方が少ないと、体の中で脂肪
    がうまく燃焼できません。
     肉類の多い欧米型の食事の欠点は、「動物性脂肪のとりすぎによる脂肪過多にあ
    る」といわれますが、裏を返せば「糖質が少なすぎる」ということです。
          
              (西崎統 『高コレステロール.高中性脂肪血症』による)

    (注) 摂取する:栄養分を体にとり入れる

    【問い】 筆者の言う日本型の食事のよい点とは何か。
      1 おかずに含まれている糖質から、エネルギーが十分とれること
      2 主食よりもおかずから摂取するエネルギーが多いこと
      3 糖質が少ないので、体の中で脂肪が燃焼できること
      4 米などの糖質からエネルギーが十分とれること


    4 アメリカの青年男女が日本の青年達より服装に金をかけず、豪華なレストランんなどへもあまりいかないのは、18歳以降は親から独立して生活するべきだという社会規範が強く、経済的に貧しいからである。アパート代はアメリカでも高く、独立して生活している青年たちは堅実で、贅沢は中年以降の男女か、あるいは法律家やビジネススクール出のコンサルタントなど高収入の専門職についている人々である。(中略)
      それに対して日本の親がかりの大学生やOLは、自分のアルバイト収入や給料をすべてこづかいとして自由にできるが、いうまでもなくこのような栄華は期限付きである。いつかは親のかわりに扶養してくれる男性、身の回りを世話をしてくれる女性と結婚しなければならず、とうてい自立しているとはいえない。

                     (萱原真理子 『新.家族の時代』による)

    (注1) 堅実:考え方が確実でしっかりしていること
    (注2) コンサルタント:企業経営に関する助言や指導を与える専門家
    (注3) 親がかり: 経済的に親に依存していること
    (注4)  OL:会社や事務所で働く女性

    ......
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